書籍、道具、人物、、、。 童子の心を動かしものたち




「へらぶな釣り」

[ 2003年12月 ]





これは「河内ベラ」





これまでの人生、さまざまな「釣り」をしてきたわけですが、、、、

「最も奥が深く、面白い(釣ること自体が)のがこの釣りだ」

と童子は考えるわけです。 (参照 「うい君の入門日記」





「釣りは鮒に始まり鮒に終わる」とはよく言ったものですが、今の日本!

「真鮒なんて簡単に釣れる所がどこにある!?」

てなもんで、真鮒はもはや大衆魚としてどこでも簡単に釣れる魚では無くなってしまって
いるのが現状です。


童子が小学生のころは「市谷の堀」なんかで結構連れたもんですがねぇ。





で、現在はというと、、、

「へらぶな釣り」が「真鮒釣り」の台頭

として、入門そして最終形となっていると考えるのであります。





最も好きな「鎌北湖」






そもそもヘラブナとは、戦後の食料難に向けて「琵琶湖のゲンゴロウ鮒」を養殖用に改
良したもので当時、各地方の溜池に放流されていました。



「真鮒との違いはというと、、、」               
 
  ・植物性プランクトンを主食とする。     
  ・でかくなる。                   
  ・体高があって身が多い            
  ・基本的に中層域を群れで行動する。    


「食料種としては正に最高!!」

まあ今となっては食べる必要性は皆無なんですがね、、、、、。










ところが、この魚。

「実は大変気難しい魚」

でありまして、、、、、、、。




活性の高い時はある程度簡単に釣れるんですが、それ以外の時はこれがなかなか!




「季節、気温、水温、気圧、時間帯」

によって泳層から就餌が全く違うなんてスットコドッコイな野郎なんです






こいつもなかなかスットコドッコイのカエル君










そもそも「魚釣りの面白いところ」ってーのは

「自分で考え知恵を絞り、イメージ通りに釣れ
た時」

が最も面白いわけで、確かに偶然すっげーのが釣れたときも嬉しいんですが、それって
「竹やぶからなんたら」みたいなもんでチョット違うかなーと。

で、そのイメージ通りが最も難しいのがヘラブナ釣りだと思うんです。





この魚

「釣って面白く、食ってまずい」

ので、釣りあげるまでの楽しみのみが追求されてきたんですね。




「そりゃー面白いはずですわ!」



でもって、日本人ならではのひじょーーーに繊細な部分が要求される釣りで、

「餌だけでも100種類以上」
それを状況に応じてブレンドするから無限大!



竿の長さからして魚に合わせる訳ですから、
「尺単位で最低10本は必要」
しかも「釣り味を楽しむ」為にいろんな調子(硬さ?)がある。



浮子の種類も状況に応じて
「最低12本の浮子が必要」
童子は細かく分けてるから30本以上持ってる。



仕掛けにしたって
「魚に応じて一本の竿につき最低2種類必要」



「道糸も0.4〜1.5」



「ハリスもそれに応じて0.25〜1.0」



「針も形状から号数まで最低6種類は必要」


ふー、、、
まだまだあるんですが、、、







んで、これらを駆使して組み上げて、「イメージ通り」に釣れたとしても

「2時間もしないうちに状況が変わってしまう」

で、その変化を先読みして先手を打っていくのです!






「究極の釣りだと思いません
か?」






で、今度は道具について、、、

釣れた魚を絶対に手中に納めなければならないわけではないので(食べないから)

「竿は操作性より、やり取りを楽しむことを最も重視する」

ものとなってきます。



「竹竿」
究極です。






そもそもカーボンロッドてーのは「竹の繊維にいかに近づけるか!」が開発のテーマなわ
けですから、長竿ならいざしらず疲労度と秤にかけるなら14尺までは是非とも「竹竿」で
行きたいものです。

もっとも、曲がりとかを考えると「雨の日とか夜釣り」なんかは別ですがね。






その他の道具も凝りに凝れば

「トータルうん百万!!」

そりゃーある程度は見せびらかしての優越感も有りますですよ。
でもね

「そんな道具を使っている自分への満足度」

って大切なんです。だって

「レジャーなんですもの!」









         

くーっ!  この曲がり!! (鎌北湖 / 玉成 総高野14尺)










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