和式釣魚道指南書




「達人=変態」



「誕生・変化」のコーナーに登場する表題(↑)について思うところありまして
チョイトお目を拝借です








釣りの腕前が自他共に認められる様になってきますと

「釣って当たりまえ」、「もしくは釣れて当たり前」

なんて詰まらない評価を受けてしまいがちですね。





そしてそれは

「んなこたねーよ。釣れねーもんは釣れーねーさ!」

という当人の謙虚な思いを一切ぶっ飛ばしてしまう程の
破壊力を持って釣り師の心に密かに染み渡り

「え?そお?? やっぱそー思う???」

などと思わしめ、いつしか

「大天狗」を育て上げてしまうものです。








そーなったらもう大変です。

「釣れて当たり前」
なんだから
「釣れなきゃ駄目」

「釣れなかったらボロクソに、、、」






















天狗様も大変ですね。



















そして、いつしか釣れないことを恐れ始めます。


「釣れねーもんはしょーがねーじゃん!」

的な開き直り発言は

「へぼ」のセリフ

であって、

「この天狗様には有りえないセリフ」

となり

「絶対に釣らねば!!」

という強迫観念に縛り上げられ、、、、、、



















「苦悩と悶絶」

の釣行がくりかえされます。

















いつしか「単なる釣りバカ → 達人」へと成長していきます。


















ここまで成長すると「釣れないと困る」わけですから

「釣れなかった時のいいわけ」

を考えながら釣るようになります。




そこはそれなりに「達人」と呼ばれるに至った天狗様ですから

「釣れる状況か、釣れない状況か」

を見極める能力には長けていますね。





厳しい状況のときは釣る前から先手打ってきます。

「この状況じゃキツイかな、、、」

なんてね。




ときには「今日は俺はいいやー」などとほざいて

「ひたすら昼寝決め込んだりします」



















「おーーい、達人様っ。釣りしてなんぼじゃないんですかーー」



















その通りですね。
達人とはいえ所詮は天狗釣り師です

釣りたいに決まってます!














こんなひと声にすかさず反応するや否や

「道具出すのめんどいんだよなー」

なんて可愛らしいことぬかしながら

「猛スピード」で準備始めますね。






















で釣れちゃったら、、、、、


















「天狗の鼻、伸びっぱなし」
















どこまでも果てしなく伸び続けます。

1匹釣った瞬間から帰りの道中もずうーーーっと。


「能書き、講釈、武勇伝」

のオンパレードです。
























で、釣れなかったら、、、、、、





















「やっぱなー、、、。だから竿出したくなかったんだよなー」

とか

「あー仕舞うのかったりー、止めときゃよかった」

とか

「だいたいね、こんな日にね、、、ぶつぶつぶつ、、、」
















どーやら釣りを勧めた方が悪者のようです、、、、、、、






「釣りに来たんだから釣りすれば?」

と至って真っ当なことを口にしただけなのに、、、、、。





















とはいえそこは達人天狗釣り師さまですから実際のところ

「腕前はかなりのもの」

その釣り場での上位10人にはたいがい入ってますね。




ですから、釣りが上手くなりたいと切に願う輩はこんな理不尽な天狗様でも
教えを請おうと必死になるわけです。。

それがまたイケナイ、、、、

ますます鼻が伸びていきます。

























えー、では次に「達人同士」の釣りスタイルをみてみましょう!





「達人」=「同類意識がとても強い」

という部分が多々みられ面白いです。











まずは、「釣れそうに無い状況に置かれた場合」から行きましょう



駄目と判断した瞬間に間違いなく

「竿だしません」ね。

他に娯楽を見つけてチャチャッと方針変更です。



もともと釣りが上手いってことは

「短気」「移り気」「遊び好き」

敢えて褒め言葉をひっぱりだせば

「状況を素早く分析し次に取るべき行動の判断能力に長けている」

ということですから


「釣りをほっぽりだすのはお手のものです」


















次に「微妙な状況に置かれた場合」です。



一応魚釣りに来たんですから

「とりあえず竿出します」ね。



で、周りに釣り人が居れば間違いなく

「燃え上がります」



ウルトラゴールデンコンビとお互いに自負してるわけですから

「一生懸命、鼻伸ばしにかかります」








もちろん「保険かける」ことも忘れませんがね。

複数の達人が掛ける保険ですから「並の保険」ぢゃありません。

周りの釣り師と違うことを敢えて始めます。

もちろん根拠あっての「ハイリスクハイリターン戦法」です

しかもそれを周り中に分かるように「これ見よがし」に始めます。

時にはお互いに声高に話し、周りに「それとなく告知」したりします。










そして時には、

「別に釣ろーと思えばいつでも釣れるんだから
今日はこの釣り方でやろーぜー」

などとお互いを縛り上げ牽制したりもします。












「釣ろーと思えばいつでも、、、、、、」




















「このセリフ深すぎですっ!」


















で、結果「釣れても、釣れなくても」

お互いを「褒めあい、傷を舐めあい、」それでも辛い時は

「過去の栄光話」で盛り上がります。



そして「天高く鼻は伸び続ける」です。





















そして「パカパカ釣れまくる好状況に置かれた場合」



これはもー

「達人技爆裂まちがい有りません」

「保険なんて言葉」はどこにも見当たりません。

「鬼人のよーに」釣りまくります。





ここで面白いことに「達人たちは釣れてもはしゃぎません」ね。

内心ウハウハのくせにカッコつけてクールに

「さも当たり前」のよーに振舞います。

























とここまで「達人の行動パターン」を記してきましたが結論です。



・達人は人と同じで有ることを嫌います

・達人は釣れなくても「上手いと見せること」に重きを置きます

・達人はカッコが全てですが常識はあります

・達人は冷静に周りを見て自分と比較します

・達人は鬼のよーに場数ふんでます

・達人は釣りが大好きです











よーするに「変態」なんですよ


素直に釣りを楽しみゃいーのにね!

























えー、いちおう、、、


童子は自称達人ですが名人よりの達人です。
つまり自分の腕前を誇示することに疲れちゃった達人です。



「ヘボと言われてもかまいません」

「気づかれないよーにシコタマ釣る方が面白いのです」

「うひひ!」























やっぱ「変態」か、、、。しかも重症。






     









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