朱点童子降臨釣行記

国内の釣り場はもちろん、海外降臨の際も魚影有れば糸垂れる。
抱腹絶倒、まじめな釣行記

「モスクワ演奏旅行」

[ 2005年10月23〜28日 ]


こいつも釣行記ではありません。
タイトル通り「演奏旅行」であります。


「演奏会&講習会をやっちくれ」ってことで
モスクワは「チャイコフスキー音楽学院」に呼ばれまして
総勢13名で乗り込んでかまして来ました。









「ラフマニノフホール」
相変わらず怪しさ満載の童子です













「初日ー乗り込み&観光」


もちろん飛行機です
童子的には「ハバロフスクからシベリア鉄道」で乗り込みたかったんですがね
暇はあったんですが先立つものが有りませんでした、、、とほ。

ハンガリーに通いし折り、
トランジットで「モスクワ空港」には散々立ち寄ったわけですが
今回は童子にとって「初ロシア」です! 
「期待むんむーん」でゲートをくぐると





以外と普通?
もうちょっとお国柄が出てても良いんぢゃないでしょうか、、、、。












で、お迎えの車に乗り込み一路宿へ

今回の宿はホテルではなく大学構内のゲストハウス






薄曇の天気も相まってなんとなく悲哀感があります
ロシア臭ぷんぷんですね
さすがチャイコフスキー音楽学院
「悲愴」
ですか!

なわけで、1階と2階、5部屋に別れ、本日より3泊です

で、このゲストハウス、
ある程度調理が出来るんなら童子の出番なんですが
お湯沸かすポットと申し訳程度の冷蔵庫があるだけ

早速買出しに

大学前の通りを渡ると目の前にチョットしたスーパーがありました



「んー、ウオッカ ウオッカ ウオッカ!」


ぜんっぜん字が読めませんが7〜80種類はあります
地元のジェントルメンが買っていったのを参考に
とりあえず3本ほど購入


パンとか燻製らしきものとかも「シコタマ買い込み」まずは乾杯です

お味の程は、、、、、                      
            、、、、、まぁいいぢゃないですか(汗)




で、早速今回の演奏会でご一緒する
「音楽学院の先生&生徒さんと顔合わせ」
別棟へと案内され自己紹介やらなにやら、、、、。




しばらくして「歓迎会の準備が整った」とお呼びがかかり近所のレストランへ

20名ほどのブランチ宴です



今となっては何を食べたか記憶に薄いんですが、、、、

というかですね、飲食に従事している身としてこれはお恥ずかしいことなんですが、、、



料理や酒よりもインパクトの強いものがあったとです

バイトと思しき娘っ子が

「ウルトラ可愛い」んです


ガン見です
おっさん丸出しです
酒も入ってか、理性とかどっかいっちゃってます
言葉が解れば「あんなことやそんなこと」に誘うこと必至です





注:「あんなことやそんなこと」

プライベートでガイドをお願いするとか
一緒に夜の街に遊びに行くとか
ゲストハウスに誘ってコサックダンスを教授願うとか
お返しに尺八教えてあげるとか





が、残念ながら白人にはムラムラ来ない性分なんで
その先はありえないんですけどね









えー、モスクワと日本では時差があるわけでして
日本を早朝出て8時間フライトしても
モスクワ到着は朝なわけでして
先方さんは盛りだくさんのスケジュールで
「てぐすね引いて待ってる」わけですよ



てなわけで軽く観光に連れて行ってもらいました
「赤の広場」とかのありきたりな画像はべつに要りませんよね

この辺はいかがでしょう?









よくみると牛の上に真っ裸の女性
乳持ち上げて何か液体を飛ばしてます

ロシア恐るべし!
アバンギャルドです
シュールです
いったい何のオブジェ?モニュメント?




観光のあとは観劇です
バレイ鑑賞です
ボリショイバレイ団です

「なんとか」言うモスクワ一番の劇場が改装中のため
近所にあるチョイ小さ目の劇場でしたが
オーチャードよりでかそーです

が、ここで一大事件発生です!
スーパーエキサイティング童子大暴れです!

「ニッポン男児ここにありーーーっ!!!」









の前に、ディナーの話をば。


ブランチでは見事にルシアンギャルゥにやられましたが
ここのお店は違います。

「えーと、メニューはと、、、、、、、                           
 あっ、エクスキューズ!クヂューギブミーエングリッシュメニュー?」


すかさず英語のメニューが出てきました。


「さー、ピロシキピロシキっ!」


なにやら4種類ほどあるよーなので
片っ端から頂くことに。


「バリうま!!!」


「茸、キャベツ、肉、ミックス」

どれ食っても美味かったです。

こーなると「メインディッシュのチョウザメ」も期待ですね





ばばーーん!







「冷燻ですぅー」

涙目です
鼻汁ずびずびです
上海で食べた「亀の薬膳スープ」と並ぶ美味さです

美味いものベスト3に間違いなく入ります!


もちろんこれは純然たる料理の美味さだけでのベストではなく
TPOをすべて加味し、第六感までの感覚を全て合わせたうえでのベストです


上述の2品の他、残りの1品はと言いますと

「郡上八幡の職漁師がその年一番のポイントで釣った鮎の塩焼き」



貪り食いましたね。
言葉なんか発してる余裕はありませんでしたね


いずれにせよ「魂がどこか遠くへ飛んでいってしまう感覚」でした。









さて、気になる「一大事件」に戻りましょう

結論から言ってしまえば、毎度のことなんですが

「社会主義とか共産主義にまたしてもしてやられた」

ってことなんですよね。



クロークに鞄とコートを預けてバレイ鑑賞。

見終わってから交換の札を持ってクロークへ。

ふだんそんなに混まないクロークなのでしょう、
対応が悪く思いっきり並んでます

でも慌てる風もなく、おばちゃんがもたくさとやっちょります

順番がまわってきました。

コートしか持って来ません。


「鞄は?」

言葉通じないながらも必至に英語とゼスチャーで意思伝達です

「ない」

「ない?? 探せよ」

めんどくさそーにクロークおばちゃん、奥に入っていきます

「ない」

というか見えてるんですよ、童子の鞄が

「そこにあるじゃねーか、それだよそれ!」

首振って通じない振りです



「ぶち」


おもむろにメガネをはずして、、、、、


























てめーなめてんじゃねーぞ!
そこにある鞄を持って来いよ!
そこにある茶色のショルダーだよ!
旅行者と思って馬鹿にしてんじゃねーぞ!
おらーっ!
もってこいってんだよ!
聞こえてんだろーが!



クロークのカウンターバンバン叩きながら
日本語で怒鳴り捲りです

が、クロークおばばはシラ切り通しです

このままバックれて自分のものにしよーったって
そーは行きません

だてに海外経験長くない童子です
喉が枯れるまで怒鳴り捲りです




しばらくのやり取りの後、
後ろに並んでた外国人旅行者と思しき男性が
「恐る恐る英語で」話しかけてきます

「皆並んでるんだし、後にしては、、、」






「シャッアップ!                
   ザッツノンノブユゥガイズビジネス」






スラングまで飛び出します
メガネ外して鬼の形相の童子にとばっちりくらって怒鳴られます。
いま思えば可愛そうなことしたかな、、、。


が、これが功を奏したようで、さすがにクロークおばばも観念した様子

童子の鞄を持ってきました

カウンターに置いて手振りで「行け」と火に油をそそぐような態度をとります







「ぶち」













てめーなんだそのたいどは!
ちょっとこっちこいよ!
おらっ!
ばっくれてんじゃねーぞ!
ざっけんなてめー
くろーくふぜいがなにさまのつもりだ!!













身内に止められて終了。

というかですね、みんな気づくの遅すぎですよ。

こーいうことは多勢のが圧倒的に有利なんですから、、、、、。








とにかく、後になってクレームつけても後の祭りは目に見えてます。

鞄持ってかれたうえに

「預けたおまえが悪い」

くらいのこと平気で言われますからね。






「日本語で怒鳴り捲るのが一番」


これで3カ国目です、、、、、。



















なわけで。
はいっ、初日終り。
「おやすみなさいまし」













「2日目ー講習&リハーサル」 「3日目ー演奏会」へとつづく


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