「屋久島　納竿」

朱点童子降臨釣行記

国内の釣り場はもちろん、海外降臨の際も魚影有れば糸垂れる。
抱腹絶倒、まじめな釣行記

「屋久島　納竿」

[ ２００３年１１月２３日 ]

「安房川　南沢 - 献奏」

ことの始まりは９月末、、、
毎年渓流釣りの納竿の儀は山田川と決めている童子。
残念ながら今年は訳有って行けなっかたのである、、、、とほ。

で、禁猟なんてものとは縁の無い
「屋久山女魚」を求めて旅立ったのであった！

　　　　

春の安房川であっさりと屋久山女魚をゲットした童子は

「より大物」

をもとめて１１月も終わろうかという屋久島を目指した。

バースデー割引「どこでも１万円！」　

なんて心地よい響きなんでしょう！！！！！！

今回は釣りのために訪島したわけであるが当然

「尺八持参」

であることはいうまでもない！

実は前回、「山ノ神」なる大山神社を見つけられず苦渋を舐めたのでリベンジも兼ねての
持参なのである。

で、釣り場選定熟考の結果、、、、

「安房川上流部、南沢」

が今回のメインステージ。

春の経験から今回は「ウェーディングシューズ、しょいご、テンカラ、キジ、ぶど
う虫、ザイル、、、」と装備は万全！

「いざーっ！！」

早朝のトロッコ道。連休の為、縄文杉を目指す人が結構多い、、、、、、

源流釣行スタイルの童子、、、なんか浮いてる、、、

おう！　山肌を照らす朝日の美しいこと！
日の出である。これだけで十分かも、、、、、、
「ダメダメ！釣れなきゃ意味無いでしょ！」
もう一人の自分の声がする。

そんな矢先に「びー　びー　びーーーーーっ」

「トロッコだーーーーー！」

初トロッコである。
なんてラッキーなんでしょう！

こーりゃ幸先いいぞーーーー！

気合満点でとっとこ歩く。　軌道敷分かれ道。

皆さんはあちらへどーぞー（右）

「童子はこっちです」

旧石塚集落方面へと歩き去ってゆく童子。

至高の瞬間である。

５分後、、、、、

おう！

ついに　大山神社発見！

で献奏。
「本手調子　（羽悠使用）」

御神体である観音様は前回お世話になった清水さんの作である。
扉を開けての「ごたいめーん！」

で、例のごとく例の曲なんかを献奏。

さっ、こっから先は人跡未踏の地！

とは大袈裟であるが、

「観光客はまず入らない道」

なんかあっても

誰も助けてはくれないのだ～！！

ドキドキで進むこと１０分

おーっ！　堰というかダムというか取水口発見

上から覗いてみると、、、、、

「いるじゃなーい！」

２０cmくらいのが泳いでます。

ミミズなんか放り込んでみると

「見事に反応して喰らい付きましたーーーっ！！」

うひょひょ

こーりゃ期待度１２０％！！

さらにスキップしながら歩くこと２０分

「旧石塚集落跡」に到着。

南沢攻略作戦の一つとして

「どこからアプローチするか？」

は大変重要なポイントである。

地図を引っ張り出したところ、この「旧石塚集落跡」に童子は着目した。

集落があったってことは川へのアプローチが地形的に容易なはずである。

「う～ん。なんて深い読みなんだ、、、！」

で、とりあえずはここで仕掛け作り。

にしても寒い。気温は９度。ずっと座り込んでの作業は結構辛い。

サクッと終わらせてアプローチポイントを探す、、、と、

「なんだこれ！！！！？？？？」

どうやら五右衛門風呂らしい、、、、、、、

で横を通り抜けてちょっとした藪漕ぎの後

「じゃんじゃん！」
　

「南沢だああぁぁぁーーっ！！」

い～い沢でしょーーー。

「期待度満点ですよ！！」

ほっほっほーで第一投。

ミミズく～ん、がんばってね～！

で、三投目。

こんなん出ましたー。

前回同様、手のひらサイズの屋久ヤマメ君です。

んふふー、こっから下って本流との出会いまで行けば、、、

「尺屋久ヤマメ君と御対面ーーーー」

で、遠くに太鼓岩を見ながら釣り下りて、、、、

　　　　　　　　

　おーーーっ

気持ちいいーーーーーー　

どーですか、
　　　　　この川！？

春と同じで

「こんなんしか釣れませ～ん」

まじっすか！！！

こうなったら取水口まで一気に下って

「夕まずめBIG-ONE狙い打ち
だーーーーっ！！」

真っ暗になるまでテンカラ６mライン振ってやるーーーー

きーーーーーっ！

玉砕。

まっ、こんなもんですよ、、、、

そうそう、

こんなのも釣れました、、、、、、、。

もう屋久島はいいかな、、、、、、、

へっ

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